Lenovoは3日(米国時間)、米国ラスベガスで開催される2016 International CES(CES 2016)で公開する新製品として、第6世代Intel Coreプロセッサを搭載した「ThinkPad T」シリーズ新製品群を発表した。ワールドワイドで2月から出荷し、価格は909ドルから。

今回発表された「ThinkPad T」シリーズは、「ThinkPad T460」「ThinkPad T560」「ThinkPad T460s」「ThinkPad T460p」の4機種。全モデルでSkylakeこと第6世代Intel Coreプロセッサを搭載し、従来のThinkPadデザインを踏襲しながらも「より薄く、軽く、高性能になった」としている。

ThinkPad T560

ThinkPad T460 / T560

「ThinkPad T460」は14型、「ThinkPad T560」は15.6型のノートPC。U型番の第6世代Intel Coreを選択でき、従来モデルからバッテリ駆動時間が増加している。グラフィックスにはNVIDIA GeForce 940MXを採用する。

T460ではCPUで第6世代Intel Core i3/Core i5/Core i7を、ThinkPad T560ではCore i5/Core i7を選択可能。メモリは最大32GBまで、ストレージは最大1TBのHDDや最大512GBのSSDを選択でき、ディスプレイ解像度は1,366×768ドット、1,920×1,080ドットに加え、T560でのみ2,560×1,440ドットを選択可能。OSはWindows 10 ProもしくはWindows 7 Professional。

通信機能は11ac対応無線LAN、有線LAN、Bluetooth 4.1など。インタフェースはHDMIやMini DisplayPort、4-in-1カードリーダなどを搭載する。バッテリ駆動時間は、T460が最大14時間、T560が最大16時間。

本体サイズと重量は、T460がW339×D232.5×H21mmで約1.7kgから。T560がW380.6×D258.2×H22.45mmで約2.3kgから。価格はT460が909ドルから、T560が969ドルから。

ThinkPad T460

ThinkPad T560

ThinkPad T460p

ThinkPad T460p

「ThinkPad T460s」は第6世代Intel Core i5/Core i7 HQプロセッサを選択できる14型ノートPCで、Lenovoでは「パワーユーザー向け」と位置づける。CPU以外の主な仕様はT460/560とほぼ同等だが、ディスプレイ解像度が1,920×1,080ドットもしくは2,560×1,440ドットの2種類からの選択。

通信機能は11ac対応無線LAN、有線LAN、Bluetooth 4.1など。インタフェースはUSB 3.0やHDMI、Mini DisplayPort、4-in-1カードリーダなどを搭載。バッテリ駆動時間は最大12時間。本体サイズはW339×D235×24.4mm、重量は約1.8kg。価格は1,249ドルから。

ThinkPad T460s

ThinkPad T460s

「ThinkPad T460s」は、vPro版の第6世代Intel Core i7を搭載した14型ノートPC。CPU以外の主な仕様は、メモリが最大24GB、ストレージが最大512GB SATA SSDもしくは最大1TB PCIe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce 930M 2GB、ディスプレイ解像度が1,920×1,080ドットもしくは2,560×1,440ドットなど。

通信機能は11ac対応無線LAN、有線LAN、Bluetooth 4.1など。インタフェースはHDMI、Mini DisplayPort、4-in-1カードリーダなどを搭載。バッテリ駆動時間は最大10.5時間。本体サイズはW331×D226.8×H16.9~18.8mm、重量は約1.4kg。価格は1,059ドルから。