嘘の広告にご注意を!

セキュリティで関心が高かったのは、「詐欺広告「PCの性能が低下しています」に注意 - IPA」「詐欺サイト見分けられる」は過信、半数以上が失敗 - Kaspersky調査」など、詐欺サイトに関する内容。

日本だけで汚染サイトへのアクセスが170万件に - トレンドマイクロ調査」によると、脆弱性攻撃サイトへユーザーが誘導される件数は、全世界的に増加傾向にあり、オンライン銀行詐欺ツールやランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)など金銭目的の攻撃だったそうです。

また、ついやりがちなパスワード使い回しですが、思っている以上に多大なリスクがあると言われています。「STOP!パスワード使い回し!」を参考にしてぜひセキュリティ対策を。

マイナンバーやストレスチェック、どう取り組む?

2016年度から本格的に施行されるマイナンバーやストレスチェック関連の記事も多くの関心を集めました。

中小企業にとってのマイナンバー制度とは?」では、マイナンバー制度で必要な対策方法を解説。当初は11月中旬までに発送される予定だったマイナンバー通知カード。「マイナンバー通知カード、40都府県で12月に配達ずれ込む - 日本郵便」「マイナンバー、個人カードを申請した人はわずか14%」など、1月からきちんと運用されていくのか不安が残るニュースも。

一部では、マイナンバー制度が試行されることで、個人情報が漏洩したり、副業がバレてしまったりするかもしれないというリスクが報じられています。そうした国民の不安を解消すべく、内閣府が説明会を行いました。その際のレポートが「【レポート】内閣府がマイナンバーに関する疑問に対し説明 - 安全性や副業の露呈など」ですが、多くの読者の関心を集めました。

マイナンバーと並んで話題になった「ストレスチェック」制度。50人以上の従業員を抱える企業では、年1回のストレスチェックが義務化されました。2016年11月までに実施すればよいとはいえ、準備や実施に労力が掛かることも。「誤解してはいけない! ストレスチェック制度のポイント」「専門家に聞く! 12月から実施される「ストレスチェック制度」導入のポイント」といった、導入に関する記事が関心を集めました。

若手社員が働きやすい会社は?

入社5年目までの社員が選ぶ「入社してよかった会社」No.1は?」「入社5年目までの社員が選ぶプライベートが最も安定している企業は?」といった働き方に関する調査記事も上位にランクイン。

若手社員からみた「入社してよかった」企業とは、新入社員でもチャレンジできる環境や、やりがいを感じられる環境のある会社が選ばれる傾向があるようです。また、プライベートが安定している企業には、忙しく不規則なイメージのある空輸・運輸系企業が多く選ばれました。

また、働き方と言えば、政府も本腰を上げて取り組み始めた「テレワーク」。「総務省に聞く、テレワークの目指すものと課題、国の体制は?」では、総務省が現在どのような取り組みを行っているか紹介しています。

ITエンジニアもマイナンバーに注目!

ITエンジニアに聞く、2015年もっとも注目したITワードは?」によると、1位が「マイナンバー」、2位が「ドローン」、3位が「Windows10」だったそうです。また、「2016年に世間で流行すると思うITワード」については、1位「マイナンバー」および「自動運転」、3位「ドローン」、4位「iPhone 7」、5位「AI(人工知能)」という結果に。いずれもマイナンバーやドローンに注目していることが分かりました。

ドローン関連では、12月10日より航空法の一部を改正する法律が施行され、「DJI、ドローン操縦者育成プログラムと技能資格証明の提供を法人向けに開始」といったニュースがありました。

2016年さらに話題になりそうなAI(人工知能)は、特集「人工知能は人間を超えるか?」でまとめてチェックしてみてはいかがでしょうか。

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