米NVIDIAは17日(現地時間)、Androidタブレット「SHIELD tablet K1」を、北米および欧州の一部で販売開始した。従来販売していた「SHIELDタブレット」とほぼ同等のスペックながら、価格を100ドル値下げした199.99ドル(約25,000円)で展開する。

「SHIELD tablet K1」と専用コントローラ「SHIELD Controller」

1,920×1,200解像度の8インチIPSディスプレイを搭載した、Androidタブレット。国内でも2014年10月に「SHIELDタブレット」として販売していた8型のゲーミングタブレットの名称と価格を変更し、リニューアルした形となる。なお、「SHIELDタブレット」は2015年7月、搭載バッテリに発熱の恐れがあるとしてリコールが発表されていた。

「SHIELD tablet K1」の主な仕様は「SHIELDタブレット」とほぼ同等で、プロセッサがNVIDIA Tegra K1(2.2 GHz ARM Cortex A15 CPU)、メモリが2GB、ストレージが16GB、グラフィックスがKepler GPU(統合GPU)、OSがAndroid Lollipop。Android 6.0 Marshmalloへのアップデートも予定される。

バッテリ駆動時間は高解像度の動画を再生した場合で約10時間。本体サイズはW221×D126×H9.2mm、重量は約390g。