アイ・オー・データ機器は、iPhoneやiPad、iPodにそのまま接続できるUSBメモリ「Clip bag」を11月下旬より順次販売する。iPhoneケースに干渉しないのが特徴。価格はオープンで店頭予想価格(税別)は、16GBモデルが6,980円、32GBモデルが8,980円、64GBモデルが12,800円。

「Clip bag」

「Clip bag」は、iPhoneやiPadなどとPC間でデータのやり取りができる、Lightningコネクタ搭載のUSBメモリ。データの転送は、同名の無料アプリを介して行う。

アプリでは、端末内に保存された写真や動画の転送、連絡先のバックアップや復元、動画のストリーミング再生、ファイルの圧縮/解凍が可能。また、「Dropbox」との連携機能を備え、アプリ内の「Dropboxボタン」をタップすることで、データを送り合える。

iPhoneの保護ケースを着けたままでも接続できる。端末画面は専用アプリ「Clip bag」

セキュリティ面では、複数のファイルを圧縮した際にパスワードを設定できる「パスワードzip」機能、ファイルごとにパスワードをかけられる「ファイルロック」機能を搭載する。

主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、約W56mm×D21mm×H7.9mm/約10g。対応ファイルは、写真がbmp、cur、gif、jpg、tif、xbm、png、動画がm4v、mp4、mov、avi、mkv、mpg、mpv、rm、rmvb、ts、wmv、flv、音楽がaac、aif、aiff、caf、m4a、mp3、wav、alac、文書がdoc、docx、ppt、pptx、xls、xlsx、key、numbers、pages、pdf、html、txt、rtf、そのほかvcf、zipもサポートする。対応OSは、Windows 10/8.1/8/7/Vista、Mac OS 10.7から10.11、iOS 7から8、Android 4.0から5.1。出荷開始時期は、16GB/32GBモデルが11月下旬、64GBモデルが12月上旬。