NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクは、「エリアメール」および「緊急速報メール」において、気象庁が発表する「特別警報」の配信を19日午前11時から開始する。

「特別警報」の受信メッセージイメージ。上段が「気象等に関する特別警報」、下段が「噴火に関する特別警報」。左からNTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話、ソフトバンク

ドコモが提供する「エリアメール」と、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクが提供する「緊急速報メール」は、特定エリアの携帯電話やスマートフォンなどに対して混雑の影響を受けにくい方式でメッセージを一斉配信するサービス。これまで、気象庁が発表する「緊急地震速報」や「津波警報」、各自治体が住民に避難勧告などを発令する「災害・避難情報」を配信してきた。

19日から新たに、気象庁が数十年に1度発生する程度の大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪が予想される場合に発表する「気象等に関する特別警報」と、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生または予想される場合に発表する「噴火に関する特別警報」を配信する。

利用料金は無料。