愛知県春日井市、小牧市を中心に美容室、ネイルサロン、飲食店をはじめ全12業態、45店舗と展開するブランシェは、UCカードが提供する、Walletサービス「My Wallet」の取り扱いを2015年11月16日より開始すると発表した。

My Walletは、UCカードが、MasterCardと大日本印刷の2社と共同開発したサービスで、ブランシェは本サービス導入により、「MasterPass(マスターパス)」及び「モバイルプリペイド」が使用可能となる。また、使いたいECサイトそれぞれに情報を登録する必要がないため、サイトごとにID・パスワードを管理する必要がないのもメリットだという。

MasterPassは、利用者が事前に複数のクレジットカード情報や住所をMasterPassアカウントに登録することで、MasterPassに対応した加盟店での支払時に登録されたカード情報や住所などの情報を選択するだけで注文・決済できる。

一方、モバイルプリペイドは、アプリ上にプリペイドカードを発行、利用者が持っているプリペイドカードを登録し、アプリ上にてクレジットカードでチャージすることができるサービスで、財布の中にカードを持ち歩かなくても、スマホさえあれば支払いできる。

モバイルプリペイドとプラスチックカードの違い

「Salon de Wallet」

ブランシェは、美容サロン情報スマートフォンアプリ「Salon de Wallet」を導入し、同アプリ内でブランシェ専用ECサイトを展開しているが、同サイトでの決済を簡素化したいという顧客の要望に応えるため、今回、MasterPassを導入したという。

また、従来より、ブランシェ・グループ全店舗で利用できるプラスチックカード型プリペイドカード「ブランシェプレミアムカード」を発行し、決済機能に加え、様々なサービス・特典を提供してきたが、さらなるサービスの向上を目的にモバイルプリペイドサービスを導入する。