三菱電機 - 「路面ペインティング」で周囲に合図

三菱電機ブース

三菱電機のブースでは、運転支援系技術のコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」と3Dヘッドアップディスプレイに注目だ。

EMIRAI3 xDASは、センシング技術やテレマディクス技術などによる運転支援機能を搭載したコンセプトカーだが、10月23日に発表した「路面ライティング」コンセプトの一部も搭載している。路面ライティングは、車の前進や後退、旋回、ドアオープンなどを示すアニメーションを路面に映し出すというものだ。

直進状態を示したり(左)、曲がることを示す(右)路面ライティング

3Dヘッドアップディスプレイのメリットは、立体化して見せることで、小型のディスプレイでも深さを表現できること。展示されている3Dヘッドアップディスプレイでは、約10m先に情報を表示することが可能だという。焦点の移動を意識せずに、ヘッドアップディスプレイからの情報とリアルな前方の状況を見ることができる。2020年ごろの実用化を目指しているとのことだ。

目の焦点を移動せずに、表示と前方を見ることができる「3Dヘッドアップディスプレイ」