結局Pro 4はどう進化したのか?

Surface Pro 4はボディの縦横をほぼ変えずにディスプレイを拡大するなど、ユーザーの使い勝手を配慮しながら地道な進化をしているのがいい。プロセッサが高速化しているのも確かだが、これはその時代なりの進化ということだろう。

今回、大きく目立つのはやはり、オプションの「タイプカバー」がアイソレーテッドタイプになり、タイプしやすさが増したことだろう。これによって、また一層、ノートPCの使い勝手に近づいたことになる。

そんなPro 4だが、強いていうなら弱点は価格かも知れない。最上位モデルでは実に30万円近い(税別289,800円)のだ。しかし、ローエンドの機種であれば、10万円前半(それでもタブレットとしては高いが)で買えるので、ユーザーは自分がPro 4をどのような用途で使いたいか考えてモデル選択をするといいだろう。