日本HPは15日、法人向けのビジネスPCとして、Skylake世代のCPUを搭載した一体型デスクトップPC「HP ProOne 600 G2 All-in-One」シリーズ(3モデル)を発表した。同社の直販サイト「HP Directplus」限定販売のモデルで、発売日は11月下旬。直販価格は税別130,000円から。
HP ProOne 600 G2 All-in-Oneは、21.5型ワイド(1,920×1,080ドット)のIPS液晶ディスプレイを搭載したオールインワンタイプのデスクトップPC。CPUに第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を採用している。液晶ディスプレイの角度調整幅が比較的大きく、上下のチルト角が-5度から-20度、スイーベルが左右180度、高さ調節が最大125mmで、画面を90度回転するピボット機能にも対応している。
ラインナップとしては、CPUにIntel Core i5-6500(3.20GHz)を搭載した「i5-6500」、Intel Core i5-6600(3.30GHz)の「i5-6600」、Intel Core i7-6700(3.40GHz)の「i7-6700」という3モデルを用意。
OSはWindows 10 Home 64bitまたはPro 64bit、Windows 7 Professional 32bit/64bit(Windows 10 Proダウングレード権行使)のいずれかを選択可能。メモリはPC4-17000の4GB/8GB/16GB(最大32GB)、ストレージは500GB/1TBのHDDか128GB/256GBのSSDから選べる。光学ドライブの選択肢には、読み込み専用DVD-ROM、書き込み対応DVDスーパーマルチドライブが用意され、さらにSDカードリーダーの有無も選択できる。オフィススイートはOffice Personal 2013、Office Home & Business 2013、Office Professional 2013、もしくはオフィスなしの4種類。
そのほかのスペックは共通。グラフィックスはIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)で、通信機能はIEEE802.11a/b/g/n(2×2 MIMO)、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet対応有線LANを備える。インタフェース類はUSB 3.0×6やDisplayPort×1など。本体サイズはW531.45×D209.95×H404.89~531.44mmで、重量は約10.11kg。