ゆるいツイートって価値があるの?

続いて登壇したTwitter Japanリサーチマネージャーの櫻井泰斗氏は、シャープの"中の人"(@SHARP_JP)と共同で調査した結果を紹介した。まずフォロワーにツイートし続けることの意味について、櫻井氏は「コミュニケーション手段のひとつとしてマーケティング上、大きな価値があることが分かった」と断定。「フォロワーのシャープ製品の認知度は、テクノロジークラスタの認知度を大きく上回る」との調査結果を紹介した。

Twitter Japanの櫻井泰斗氏(写真左)。シャープ公式アカウントは、製品認知経路のひとつとして機能している(写真右)

いわゆる"ゆるいツイート"について、櫻井氏は「企業に親近感を湧かせる。その印象は、製品購入の最終段階まで頭に残っている可能性がある」と分析。実際、シャープ公式アカウントのゆるいツイートを楽しんでいるフォロワーは85%に達し、「今後、シャープ製品を買うことがあれば、シャープ公式アカウントのことが脳裏をよぎることもある」と答えた人は全体の76%に、ゆるいツイートを楽しんでいる人に限れば86%に達することが分かったという。

多くのフォロワーが「今後、シャープ製品を買うことがあれば、シャープ公式アカウントのことが脳裏をよぎることもある」と回答している