受信時最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」

「AQUOS ZETA SH-01H」(シャープ製)、および「Wi-Fi STATION N-01H」(NEC製)は受信時最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応したモデル。従来のキャリアアグリゲーション技術では2つの帯域を束ねていたが、これを進化させ、2GHz、800MHz、1.5GHzの3つの帯域を同時に利用することで通信速度を向上させる。

加藤社長は「下り300Mbpsの対応エリアは約380都市で開始し、2015年度末には約600都市に拡大させる」と意欲的に語った。なお山手線全線では9月より、受信時最大225MbpsのPREMIUM 4Gを展開中。同社長は「最繋時の実効速度が平均4倍アップしている」と説明した。

AQUOS ZETA SH-01H、Wi-Fi STATION N-01Hは受信時最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応。エリアは順次拡大していく見込み

受信時最大262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応する2015-2016の冬春モデルは、「Nexus 5X」(LG Electronics Japan製)。加藤社長は「受信時最大262.5Mbpsが利用できるNexus 5Xはドコモ版だけ」と胸を張った。同端末は、最新OSのAndroid 6.0(Marshmallow)を搭載するのも特徴のひとつ。ドコモでは、他の冬春モデルも早期にAndroid 6.0に対応させていく方針だという。

Nexus 5Xは、受信時最大262.5MbpsのPREMIUM 4Gに対応している