米Qualcommは9月15日(香港時間)、ミッドレンジ端末向けのプロセッサ「Snapdragon 430」「Snapdragon 617」を発表した。

Snapdragon 430はX6 LTEモデムを搭載。LTE Cat.4の最大150Mbpsの転送速度に対応し、CPUには最大1.2GHzのオクタコアCortex A53、GPUにはAdreno 505を搭載した。メモリはLPDDR3 800MHzとなっている。採用端末製品は2016年第二四半期に発売される見込み。

Snapdragon 617はX8 LTEモデムを搭載し、LTE Cat.7の最大300Mbpsの転送速度に対応。CPUには最大1.5GHzのオクタコアCortex A53を、GPUにはAdreno 405を搭載した。メモリはLPDDR3 933MHzで、採用端末製品は2015年中に発売される見込みだ。

どちらも28nmプロセスで製造され、IEEE802.11n/ac(2ストリーム&MU-MIMO)のWi-Fiや、高速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応している。