LINEは11日、150万曲以上をラインナップする定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」を公開した。月額500円、1,000円のプランが用意されている。同日より8月9日までは、全楽曲・全機能を無料で利用できる。専用アプリはGoogle Play、App Storeからダウンロード可能。

「LINE MUSIC」イメージ

「LINE MUSIC」は、定額制のオンデマンド型音楽配信サービス。これまで、定額制の音楽配信サービスとして一般的だったラジオ型ではなく、好きな曲・アーティストを選択して再生やプレイリストの作成などを行える。サービス公開時には、国内外の人気アーティストの新譜を含む150万曲以上の楽曲をラインナップする。

トップ画面

再生画面

プレイリストイメージ

また、「LINE」アプリの友人やグループにトークルームから楽曲やプレイリストを送り合える「シェア機能」にも対応。送られた楽曲は「LINE MUSIC」アプリを介さずに、トークルーム・タイムライン上で直接再生することができる。

「LINE」と連携したシェア機能イメージ

そのほか、LINE MUSIC編成チームが厳選した邦楽、R&Bなどの「ジャンル」や、Party、作業用BGMといった「トピック」など、毎週追加される「公式プレイリスト」や、LINEの友人がよく聴いている楽曲が表示される「フレンズチョイス」機能などが実装されている。

公式プレイリストイメージ

料金プランは、有効期間が30日間で、全ての機能と20時間分の楽曲が聴ける月額500円の「ベーシックプラン」、同じく30日間、全ての機能利用と時間無制限で楽曲が聴き放題になる月額1,000円の「プレミアムプラン」が用意されている。非課金でも利用することはできるが、1曲の再生時間が30秒の試聴のみになるなど機能が制限される。学生ユーザー向けには「学割」も用意されており、月額300円から利用できる。

プラン別の利用できる機能表

今後は、7月中を目処にブラウザ版の提供を予定。これにより、スマートフォンだけでなくPCでも楽曲の再生やプレイリストの作成が可能になるという。