モバイルデバイスでGmailを利用する際にどのアプリを使うか、悩んでいる人も多いだろう。純正アプリでは、UIなどが独特で使いづらく、「Mailbox」などGmail対応のアプリを使っている、という方もいるはずだ。そんななか、Gmail開発チームが手がけた新しいメールアプリ「Inbox」が一般公開された。これまでのGmailアプリとはまったく違うコンセプトと使い勝手である「Inbox」の特徴とメリットについて紹介していく。

Googleの新しいGmail向けアプリ「Inbox」

グラフィカルな表示とプレビュー機能で見やすくなった画面

「Inbox」をインストールして起動すると、真っ先に目に入るのがメリハリのあるデザインの画面だ。Gmailアプリでは差出人とサブジェクトがテキストで並んでいる形式だったが、「Inbox」ではアイコンやプレビューを活用し、メール一覧画面をパッと見ただけでもどんなメールが届いたのか直感的に分かるデザインになっている。

アイコンやプレビューが表示されるなどグラフィカルな受信トレイ

Gmailでおなじみの「ソーシャル」「プロモーション」といったカテゴリはもちろん、差出人のメールアドレスの頭文字がアイコン化されているので、誰からのまたはどんな目的のメールか分かりやすい。また、メールに埋め込まれた動画や添付ファイルもプレビューとして表示され、タップすると展開して閲覧可能だ。

動画やスケジュールもプレビューで表示され、受信トレイで見てもどんな内容かわかりやすい

1×3アイコンをタップするとメニューが現れる