Core Mの採用で持ち運びやすくなった新モデル
新しい「ThinkPad Helix」は、CPUに省電力なCore Mを採用することでファンレス化を実現し、従来モデルから薄型軽量化がはかられている。具体的にはタブレット本体の厚さが2mm薄くなり、重量が約40gほど軽くなった。最小構成時の質量は約795gで11型タブレットとしては標準的な重さだが、重心バランスがよいのか長時間持っていても比較的手は疲れにくい。
試用機の仕様は、CPUがIntel Core M-5Y71 (1.20GHz)で、グラフィックスがCPU内蔵のIntel HD Graphics 5300、メモリが4GB、ストレージが128GBのSSDの構成だ。
従来モデルでは、CPUに低電圧向けのCoreプロセッサを採用し、コンパクトながら高性能を実現していた。今回、プロセッサをCore Mへと変更したことでどの程度パフォーマンスに影響するかが気になるところだ。このあたりは、後ほどベンチマークテストで検証した結果も合わせて紹介しよう。
インタフェース類に目を向けると、タブレット本体には、USB 3.0×1、Micro HDMI×1、Micro SDスロット、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック、電源コネクタが搭載されており、底面にはキーボードドック用の拡張コネクタも備えている。また、前面および背面カメラも内蔵されている。