ソニーは5月26日、10.1型Androidタブレット「Xperia Z4 Tablet」のWi-Fiモデルを国内発売すると発表した。10型クラスの液晶を搭載したタブレットとして世界最薄・最軽量をうたう。発売は6月19日。価格はオープンで、店頭予想価格は76,000円前後だ(税別)。

Xperia Z4 Tablet

Xperia Z4 Tabletは、3月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル機器関連の展示会「Mobile World Congress 2015」に合わせて発表された10.1型のAndroidタブレット。発表当初での発売時期は6月とされており、価格も明らかになっていなかったが、このたび国内発売の詳細が決定した。

Xperia Z4 Tabletの厚さは6.1mmで、重量は約389gを実現している。OSにはAndroid 5.0(Lollipop)を採用。プロセッサには、Qualcommが2014年4月に発表した、64-bitクアッドコアのARM Cortex-A57とCortex-A53 CPUで構成される「Snapdragon 810」を採用する。メモリは3GB、ストレージは最大32GB。microSDカードスロット(最大128GBまで対応)も搭載する。

オーディオ面では、ハイレゾ音源の再生ができるほか、高音質なワイヤレス再生を可能にする独自のBluetoothコーデック「LDAC」にも対応。SBCに比べて約3倍の情報量でワイヤレス音楽再生を行える。

バッテリ容量は6,000mAhで、駆動時間は動画再生時で最大17時間。IP65/IP68相当の防水防塵性能を持つ。PlayStation 4のリモートプレイも可能だ。本体サイズはW254×D6.1×H167mm。カラーはブラックとホワイト

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