Compute Stickは、ぱっと見は少し大きめのUSBメモリだが、よく見れば先端にあるのはHDMI端子。驚くほどの小さな筐体に、CPUやメモリ、ストレージ、さらに冷却ファンも搭載した立派なPCだ。先行して登場しているスティック型PCと同じように、よもやこれがPCと言われてすぐに納得するのは困難だろう。

本体サイズはW37×D103×H12mm(突起部分を除く)。「intel inside」と大きく書かれている。上下にあるスリットは冷却ファンの吸排気口

サイズはW37×D103×H12mm(突起部分を除く)で、カバンどころかポケットに入れて持ち運ぶことができる。重さも約54gとスマホよりはるかに軽い。

インタフェースは、本体先端にあるHDMIのほかに、microSDXCカードスロットやUSB 2.0ポートを備え、拡張も可能だ。ネットワーク機能は、IEEE802.1 b/g/n無線LANとBluetooth 4.0に対応。OSは32bit版のWindows 8.1 with Bingを搭載している。

USB 2.0ポートと給電用のmicroUSBポートのほか、小さいが電源ボタンを備える。反対側には拡張用のmicroSDCXカードスロット

HDMIコネクタの面と(写真左)、上面(写真右)

アイ・オー・データ機器の日本語セットアップガイドや、「McAfee AntiVirus Plus」のサブスクリプション(1年間)が付属

【左】USB-ACアダプタと、各国のコンセント形状に対応する交換式のプラグが付属。【右】HDMI延長ケーブルと電源用USBケーブルも付属