ソニーは13日、Android TV搭載4K BRAVIAのスタンダードモデル「X8500シリーズ」4機種を発表した。6月20日から発売する。市場想定価格(税別)は65V型の「KJ-65X8500C」が50万円前後、55V型の「KJ-55X8500C」が32万円前後、49V型の「KJ-49X8500C」が26万円前後、43V型の「KJ-43X8500C」が21万円前後。

65V型「KJ-65X8500C」

ハイエンドモデルの「X9400/X9300シリーズ」同様、「4K高画質プロセッサー X1」を搭載。入力映像のリアルタイム分析かつ画像処理によって、4Kネイティブ映像だけでなく、HDコンテンツの4Kアップコンバード映像の高画質化を実現した。4Kコンテンツに関しても、「スカパー!プレミアムサービス」、「スカパー!プレミアムサービス光」の4K放送ほか、「YouTube」、「NETFLIX」、「ひかりTV 4K」、「4Kアクトビラ」など4K VOD配信サービスへの対応を予定している。HDRコンテンツには非対応。

Android TV(Android 5.0)機能を搭載したことにより、付属の音声検索機能付きタッチパッドリモコンを使って、放送やネット動画を簡単に探しだせるほか、Google Cast機能の内蔵でスマホやタブレットの動画コンテンツをテレビ画面に映し出すことも可能。GoogleアカウントからGoogle Playにアクセスし、ネット動画やゲームなどの各種Androidoアプリも大画面で楽しめる(6月以降順次対応予定)。

主な仕様は、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2搭載、パネル解像度は水平3,840画素×垂直2,160画素、LEDバックライト方式。外形寸法/重量(スタンド含む)は65V型「KJ-65X8500C」がW145.3×D26.5×H89.2cm/25.5kg、55V型「KJ-55X8500C」がW123.6×D22.2×H75.9cm/21.0kg、49V型「KJ-49X8500C」がW109.3×D20.1×H67.9cm/16.1kg、43V型「KJ-43X8500C」がW96.1×D18.9×H60.4cm/13.2kg。

消費電力・年間消費電力(スタンダード画質)は「KJ-65X8500C」が273W・235kWh/年、「KJ-55X8500C」が214W・185kWh/年、「KJ-49X8500C」が179W・150kWh/年、「KJ-43X8500C」が161W・138kWh/年。スピーカー部は「KJ-65X8500C」が2wayスピーカー(ツィーター×2、ウーファー×2)、「KJ-55X8500C」「KJ-49X8500C」「KJ-43X8500C」がフルレンジ×2で、実用最大出力は4機種ともに10W+10W。