アイ・オー・データ機器は、4月末に出荷予定だったIntel製スティック型PC「インテル Compute Stick」の出荷を延期すると発表した。初回出荷分に一部不具合が発見されたためで、具体的な出荷時期は12日時点では未定。後日の告知とする。

インテル Compute Stick

使用イメージ

「インテル Compute Stick」は液晶テレビやディスプレイに、本体のHDMI端子を接続してPCとして使用できるスティック型PC。2015年1月にIntelから発表されており、OSにはWindows 8.1 with Bing、プロセッサにはIntel Atom Z3735F(1.33GHz)を採用する。

このほかの主な仕様は、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、出力解像度が1,920×1,080ドットなど。インタフェースはIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0、標準サイズのUSB 2.0×1、HDMI(映像出力)。加えて、microSDXC対応カードスロットも装備する。電源はUSBバスパワーで、別途microUSBポートを搭載する。

本体サイズはW37×D103×H12mm、重量は約53g。液晶ディスプレイセットやキーボード/マウスセットなど、多彩なセットモデルも用意する。