新Webブラウザー「Microsoft Edge」

次に登壇したPC/Tablet/Phone担当のCVPであるJoe Belfiore氏は、Windows 10が搭載するロック画面にユーザーの行動履歴などに基づいたメッセージが加わることを明らかにした。

MicrosoftのJoe Belfiore氏

ユーザーの行動履歴でWindows 10の機能やアプリケーションを推奨してくる

また、Aeroグラスを復活させることを明示すると、会場から拍手がわき起こった。映像ではスタートメニューの背景に曇りガラスのような透過効果を加えているが、OSG(Operating Systems Group)Data and FundamentalsチームのGabriel Aul氏は「一時的に復活」という言葉で本機能を公式ブログで紹介している。なお、Cortanaに関するデモンストレーションも披露したが、日本国内のユーザー向けに目新しい情報はない。

スタートメニューやタスクバーの透過効果としてAeroグラスが復活

Project Spartanの名称で開発が進んでいた新Webブラウザーの名称が「Microsoft Edge」になることも明らかにした。目新しい新機能はないものの、Mozilla FirefoxやGoogle Chrome向け機能拡張を、簡単な変更でMicrosoft Edge向けに移植できることをアピール。

会場ではGoogle Chrome用reddit(海外の掲示板)拡張機能を、Microsoft Edge上で動かすデモンストレーションを披露した。

開発コード名「Project Spartan」の正式名称は「Microsoft Edge」となる

Google Chorome用拡張機能をMicrosoft Edgeで実行するデモンストレーションを披露