キヤノンマーケティングジャパンは、写真家・鶴巻育子氏による企画写真展「3[サン]」を東京都港区南青山のスパイラルガーデンにて開催中だ。会期は4月29日まで。展示時間は、11時~20時。入場は無料。2015年3月末に発売されたキヤノンのレンズ交換式ミラーレス・デジタルカメラ最新機種「EOS M3」で撮影した作品が展示されている。

心地よいスナップ作品に触れる、幸せなひととき

展示作品は、写真家の鶴巻育子氏がEOS M3でドイツ、ニュージーランド、ハワイの3カ国にて撮影したものだ。EOS M3のカタログ掲載用に、実機を使って撮影された作品から選り抜いた、計33点を展示。どれもEOS M3の高画質、チルト式液晶、高速AF、デュアルアクシス電子水準器表示など、その特長を十分に生かした上で、彼女の視線が捉えた優しい光が溢れる作品に仕上がっている。

展示会場のようす

ちなみに、写真展のタイトルである「3[サン]」とは、EOS M3の3、3カ国の3、写真の中に写されているSUN(太陽)など、写真に関係する「サン」を総称して「3[サン]」と表現しているとのこと。EOS M3で鶴巻氏が見つめた一瞬の数々を美しいプリントで、ぜひ味わっていただきたい。

今回の展示作品およびEOS M3のカタログ掲載用作品を撮影した鶴巻育子氏

鶴巻氏に、今回の写真展の見どころについてお話を伺った。

鶴巻氏「作品それぞれももちろん見ていただきたいですが、展示全体の雰囲気も感じていただけたら嬉しいですね。会場が大きいので、大きな一面に不規則にパネルを配置したり、特に好きな作品は大判にして吊るしたりと、ここでなければできない展示に挑戦しています」

展示方法といえば、3カ国で撮影された作品を撮影地別や時系列といった順番、区切りの順なく並べているのも面白い。

鶴巻氏「ドイツ、ニュージーランド、ハワイという、文化や歴史の異なる3つの地で撮影はしていますが、私が表現したい気持ちや感動は、時間や場所という概念では区切れません。すべての写真がひとつの世界観の中にあるんです。そんな理由から、パネルのサイズや縦位置、横位置なども含めて、感じるまま自由に配置してみました」

広い壁一面を活用して、時間や撮影地といった区切りのないひとつの世界観を表現

大きなサイズで吊されているのは、特にお気に入りの作品とのこと

また、鶴巻氏の作品のほか、EOS M3の設計時に使用したデザインスケッチやモックアップ、EOS M3の製品、アクセサリーなどが展示されている。

EOS Mシリーズの上級機らしい質感や操作性を追求しながらデザイン作業を進めていった

3Dクレイモデルにさらにクレイを重ねて、0.1mm単位でホールド性や操作性を検証

EOS M3製品とアクセサリー

会場であるスパイラルガーデンの最寄り駅は東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。もしくはB3出口より渋谷方向へ1分。詳細はスパイラルガーデンのWebサイトを。

スパイラルガーデン入口の案内パネルが目印だ

●鶴巻育子プロフィール
東京生まれ。写真を本格的に学びはじめたのは、社会人になってから。広告代理店に勤めながら写真学校へ。その後、ブライダル写真事務所、カメラマンアシスタントを経て、写真家の道を歩む。カタログや雑誌の撮影、写真雑誌の執筆・撮影の他、ワークショップやセミナーなども行っている。写真関係の著書多数出版。

EOS M3が当たる! 来場記念キャンペーン実施中!!

写真展「3[サン]」に来場のうえ、写真展の感想をTwitterまたはFacebookに投稿すると、EOS M3が抽選で1名にプレゼントされる。詳しくは別記事『キヤノン、写真展「3[サン]」来場者から1名にEOS M3をプレゼント』を参照いただきたい。