独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、4月3日から7日までの期間、原宿駅の線路沿いの大型看板17面を使い、パスワードの大切さをテーマとするポスターを展示する。ポスターは男女の恋愛ストーリー風のマンガで構成され、計15シーンで完結する。

今回の取り組みは、JR原宿駅で開催する第44回「原宿ファッションジョイボード文化展」とのコラボレーション。10代を中心とした若い世代が多数訪れる原宿駅を舞台とした同文化展に出展することで、若い世代がネットサービスでの不正ログイン被害に遭うことを防ぐねらいだ。

ポスターは、文化展が終了する7日以降も、2015年10月8日までの約半年間原宿駅の外側に向けて掲示される。また、4月7日から4月20日の間、原宿竹下通りでもボードで使用したマンガを描いた横断幕や垂れ幕を掲出するほか、IPAサイト内に特設ページを開設し、啓蒙の相乗効果を図っていく。