ワイモバイルは26日、TV向けプラットフォーム「Android TV」を搭載したメディアプレイヤー「Nexus Player」に関する製品発表会を開催した。Nexus Playerは、Google Playで公開されているアプリやゲーム、動画などをテレビに出力して楽しむことができる製品。27日より販売を開始し、価格は税別12,800円。

インターネット上のコンテンツをテレビ画面で利用できるメディアプレイヤー、「Nexus Player」

製品の概要

発表会の冒頭、ワイモバイル 代表取締役社長兼CEOのエリック・ガン氏が登壇して挨拶した。Nexus Playerは、GoogleとASUSが協力して開発した製品で、全国のワイモバイル、ソフトバンク取り扱い店にて販売される。なお購入に際してワイモバイルと契約する必要はなく、また製品は契約キャリアを問わず誰でも購入できる。

ワイモバイル 代表取締役社長兼CEOのエリック・ガン氏

続いて、Google Playアジア太平洋地域統括副社長のクリス・ヤーガ氏が登壇して、製品の概要を説明した。Nexus Playerでは、アプリやゲームのほか、YouTubeやHuluなどで配信されている動画をテレビに映すことが可能。パッケージには専用のリモコンが付属する。クリス氏は、Nexus Playerを通じて実現できるサービス「Android TV」の、今後の展開に期待を寄せた。

登壇したクリス氏(写真左)は「テレビの大画面に映すことでコンテンツへの没入感が増す」と話し、Android TVの魅力をアピールした

Nexus Playerのサイズ/重量は、幅約120mm×高さ約120mm×厚さ約20mm/約235g。通信方式はIEEE802.11a/c(MIMO)で、製品本体とリモコンはBluetooth 4.1で連携する。CPUはIntel Atom(クアッドコア、1.8GHz)、内蔵メモリは1GB(LPDDR3 RAM)、ストレージは8GB(eMMC ストレージ4)となっている。

製品の外観(写真左)。後部にはHDMI端子とmicro USB端子を備える(写真右)