シックス・アパートは2月18日、AWS上で動作するCMS「Movable Type for AWS」が、AWS Marketplaceに対応するすべてのリージョンで利用可能になったと発表した。

「Movable Type for AWS」は、「Movable Type 6」がインストールされたOS込みのAmazon Machine Image。OSやアプリケーション、WebサーバーなどをMovable Type用にチューニングして提供するため、数クリックでAmazon EC2サーバー上にCMS環境を構築することができる。

また、標準的なパッケージ管理システムyumを用いたアップデートに対応し、Movable Typeのバージョンアップなども1コマンドで最新版環境を維持することが可能だ。

同CMSは、2013年11月に東京リージョンのみで利用できる製品として発売を開始したが、今回、米国の3リージョンと欧州(アイルランド)、アジアパシフィック3リージョン、南米(サンパウロ)の合計8リージョンでの利用を実現。Amazon EC2の中で最も高性能のプロセッサーを持つC4インスタンスファミリーに対応し、サイト規模に合わせた最適なインスタンスを利用したサービス運営ができるという。

なお、同CMSが対応する8つのリージョンとは、「米国東部(北バージニア)(us-east-1)」と「米国西部(北カリフォルニア)(us-west-1)」「米国西部(オレゴン)(us-west-2)」「欧州(アイルランド)(eu-west-1)」「アジアパシフィック(東京)(ap-northeast-1)」「アジアパシフィック(シンガポール)(ap-southeast-1)」「アジアパシフィック(シドニー) (ap-southeast-2)」「南米(サンパウロ)(sa-east-1)」となる。