カメラと写真映像の情報イベント「CP+2015」が、今年もパシフィコ横浜で開催。マウスコンピューターのブースでは、写真家向けの高性能デスクトップPC「MDV For Photo」を展示していた。
「MDV For Photo」は、"カメラには詳しいが、PCには詳しくない"ユーザー層に向けた製品で、写真家の可能性を広げる最適な構成を提供してくれるというもの。
特徴としてはまず、高性能パーツによる処理速度の速さだ。搭載されているカードリーダーはUSB3.0に対応しており、転送速度は従来のUSB2.0に比べて最大10倍以上違うので取り込みにかかる時間が飛躍的に短縮される。スタンダードモデル「MDV-GZ7000S-DP」では、CPUにIntel Core i7-4790K (4.0GHz)、メモリにPC3-12800 32GBを採用しており、負荷のかかるRAW現像も短時間で処理することが可能だ。
また、ストレージは高速SSDと大容量HDDを組み合わせることで、軽快な動作と日々蓄積されていく膨大な写真データの保存を両立させている。大容量HDDは本体前面にリムーバブルドライブとして搭載されているので、PCケースを開けずに簡単交換できるところもポイントだ。
もうひとつ、写真家にとってもっとも悩むのがプリントにおける色再現だ。色再現のズレをなくしてしっかりとカラーマッチングできるよう、Adobe RGBキャリブレーションに対応したEIZO製24.1型ディスプレイ「EIZO CX241-CNX」、広色域印刷に対応したキヤノン製プリンタ「PIXUS PRO-10」とのセットプランも用意されている。
ブースでは「MDV-GZ7000S-DP」が展示されており、約3年前の旧型PCと比較して操作を体験することができる。