コルグは、伝説のデュオフォニック・アナログシンセサイザー「ARP ODYSSEY」の復刻モデルを発表した。2015年3月下旬に発売予定。

米ARP Instruments社が1972年に発表したアナログ・シンセサイザー「ARP ODYSSEY」が、40年の時を越え完全復刻された

同製品は、ARP Instrumentsの創業者であるDavid Friend氏をアドバイザーに迎え、回路レベルからARP ODYSSEYを完全再現した復刻版。コンパクトなボディーに、高い操作性のスライダー、弾きやすいスリム鍵盤を採用し、歴代のARP ODYSSEYに搭載されていた3世代すべてのフィルター、より強力なアナログ・サウンドを実現する新機能「DRIVEスイッチ」なども搭載する。

さらに、MIDI、ヘッドホン出力などの接続端子を追加することで、現代にマッチした拡張性や利便性も考慮されている。なお、保管や持ち運びに最適な専用セミ・ハード・ケースが同梱。ARP ODYSSEYのRev1(白パネル)、Rev2(黒パネルに金のシルク)を再現したボディーカラーも、限定モデルとして2015年5月発売予定となっている。