アユートは1月23日、Astell&KernとBeyerdynamicがコラボレートしたヘッドホン「Astell&Kern AKT5p」(以下、AKT5p)の予約受け付けを開始した。発売は1月30日。「アキハバラe市場」「e☆イヤホン」「NTT-X Store」「フジヤエービック」限定で販売し、価格は税込169,980円。
AKT5pは、BeyerDynamicのヘッドホン「T5p」をAstell&Kernのハイレゾプレーヤー「AKシリーズ」向けにチューニングしたモデル。2014年12月の「ポタフェス2014」においてアユートブースに展示されていたが、このたび正式に発表された。T5pは1テスラ(10,000ガウス)以上という磁束密度を生み出す「テスラテクノロジー」を採用した密閉型ヘッドホンだ。
AKシリーズ第2世代モデル(AK240・AK120II・AK100II)が採用しているφ2.5mmの4極ジャックに対応し、バランス接続を行える。φ3.5mmステレオミニプラグへの変換ケーブルとφ6.3mmステレオ標準プラグへの変換プラグも付属しており、AKシリーズ以外のプレーヤーでも利用可能だ。ファームウェアアップデートにより、第2世代AKシリーズにAKT5p専用のイコライザー設定が追加される。
周波数特性は5~50,000Hzで、インピーダンスは32Ω。音圧レベルは102dBで、許容入力は300mWとなっている。ケーブルを除いた重量は約350g。