ラトックシステムは8日、USB 3.0対応のマルチカードリーダー「REX-MR18」シリーズを発表した。PCケースの5インチベイ内蔵用「REX-MR18」(税別68,000円)と、外付けタイプ「REX-MR18EX」(81,000円)を用意し、いずれも1月中旬から発売する。

REX-MR18

REX-MR18EX

SDメモリーカードの高速インタフェース規格「UHS-II」に対応している点と、2.5型SATA SSDをそのままスロットインで利用できる点が特徴。

搭載するメディアスロットは、SD、UHS-II対応SD、CF(コンパクトフラッシュ)、SxS Pro、SSDという5スロットだ。対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード(UHS-I、UHS-II)、CFカード(CompactFlash c6.0、PIO mode6、UltraDMA mode7)、SxSカード(SxS PRO+、SxS PRO、SxS-1)、SSD(SATA2.5インチ)となっている。

本体サイズ/重量は、PCケース内蔵タイプがW146×D150×42mm/約520g、外付けタイプがW192×D274×60mm/約2,150g。

なお、UHS-IIのデータ転送速度は最大312MB/s(規格値)だ。UHS-II対応のSDメモリーカードは、従来のSD/SDHC/SDXCメモリーカードとピン配列が異なり、UHS-IIとして動作させるにはUHS-II対応メディアとリーダーが必要となる。ただし下位互換性を持つため、従来と同じSDメモリーカードとしても読み書き可能だ(その場合、SDスピードクラス「10」やUHS-I対応として動作する)。