用紙サイズは最大A5サイズまでで、そのほかハガキやL判、名刺などの印刷にも対応している。PF-70の本体サイズであれば設置場所に困ることもなく、使わないときは引き出しなどに収納できるだろう。年賀状や写真の印刷が中心で、A4文書はほとんど印刷しないという人にぴったりだ。

給紙トレイにはA5サイズの普通紙なら最大50枚、ハガキなら最大20枚セットできる

排紙トレイはシンプルな作り

すべてのトレイを開くと、奥行きは390mm前後となる。それなりのスペースが必要だが、重量が軽いのでジャマにならない場所へ持ち運べばいい

標準的な用紙に加え、ロール紙に対応しているのも特徴だ。純正のロール紙はシールタイプで、ネームラベルや宛名シールなどの作成に適している。詳しくは後述するが、写真を使った名前シールやステッカーなども手軽に作れるのだ。

PF-70に付属のロール紙ホルダー(写真左)と、別売りの純正ロール紙(写真右)。写真印刷に適した「光沢紙シール」と非光沢の「普通紙シール」の2種類が用意されている(写真右は普通紙シールタイプ)

ホルダーにロール紙をセットした状態

ホルダーをPF-70Fの背面にセットし、給紙口に用紙を挿入する

ロール紙に写真を印刷したところ。印刷したシールはハサミを使って、自分で切り離す必要がある。切り離しのために用紙が一時的に排出されるが、切り離したあとは自動で戻る