お子さまへのクリスマスプレゼントに「pomrie」はいかが?

今回使用したWi-Fi対応モデルの「STC-W10」。パソコンはもちろん、スマートフォンから無線LAN(Wi-Fi)で接続できる。本体は小型で、子どもでもラクラク持てるほど軽い

パソコンやスマホを使ってオリジナルのスタンプを簡単に作れる、カシオ計算機のスタンプメーカー「pomrie」(ポムリエ)。「欲しい!」と目を輝かせたのが、我が家の小学3年生(9歳)の娘である。

pomrieは玩具ではないが、「自分の手で好きなスタンプを作る」という行為は、子どもの好奇心を大いにくすぐるらしい。「どんなスタンプを作るか?」を考えることで、想像力を育むこともできるだろう。子どもへのクリスマスプレゼントとして贈るのも楽しそうだ。

子どもと一緒にスタンプを作ってみた

実際にどんなスタンプが作りたいか、子どもにリクエストを聞いてみた。しかし、「ウサギがいいかな、クマも好き」と言いつつも、どんなシーンで使うかというところまで頭が回らない様子。せっかく作るからには、飽きずに何度も使えるデザインであって欲しい。そこで私からさりげなくヒントを出し、「自画像のイラスト」「顔写真」の2種類を作ることが決まった。これなら手紙やメモ、友だちとの交換日記など用途も幅広い。

まずは娘に自分の顔イラストを描かせて、スマホで撮影。それをpomrieのアプリ上でスタンプデータにした。製版してスタンプ台にセットし、インクを乗せればスタンプのでき上がり! スマホだけで作業できるのは、日々の家事で忙しい主婦にとって嬉しい。

■カシオのスタンプメーカー「pomrie」、待望のMac対応! - 陶器や金属に押せる硬質面インクも試してみた
■オリジナルスタンプで作る私だけのアイテムを - 夢が広がるカシオ「pomrie」の世界

詳しい作り方は上記の別記事をご覧いただくとして、ここではスマホを使ったスタンプ作りの流れをカンタンに紹介しよう。

(1) pomrieの専用アプリ(無料)をスマートフォンにダウンロード

(2) イラストや写真を選び、画像をスタンプのサイズに当てはめる

(3) エフェクト処理や飾り枠を選ぶ。文字を入力することもできる

(4) pomrie本体にシートホルダーを挿入して製版

(5) 製版された印面をスタンプ台に貼り付ける。印面にインクを染みこませ、何度か試し押しをしたら完成!

「自画像のイラスト」は15mm×15mm、「顔写真」は30mm×30mmのスタンプサイズを選択。本当にあっという間に完成して、親子で驚いた。作ったスタンプは、早速、祖母への手紙に活用させてもらう。長いこと孫に会っていないので、きっと喜んでくれるだろう。「次は何を作ろうか?」と娘の創作意欲は止まらない。たしかに、この手軽さならば、次々と作りたくなる。

pomrieの専用アプリには多くの絵柄やテキストのデザインが用意されているが、自分で描いたイラストや写真と組み合わせれば、さらにオリジナリティあふれるスタンプとなる