ニアデックスは12月11日、企業内ネットワークと複数のクラウド環境をセキュアなネットワークで接続する「ダイレクトコネクションサービス」の提供を開始した。

同サービスは、企業内ネットワークと複数クラウド環境を閉域網でつなぎあわせ、1つのセキュアなネットワーク環境を構築するもの。

これにより、利用したいクラウドが増えるごとに、クラウドへの接続環境を準備する必要がなく、簡単に複数クラウドとの接続が可能になる。

閉域網と複数のクラウドとの接続(クラウド接続回線)には、NTTPCコミュニケーションズが構築したIP-VPN(L3:レイヤ3)の回線を利用。拠点から閉域網への接続(アクセス回線)には、同社のMaster’sONE セキュア・インターネットVPN-HighSpeedを提供する。さらに、顧客の拠点からNTT東日本/NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」を利用することにより、全国各地から接続が可能。

なお、同サービス開始時には、アマゾン ウェブ サービス(AWS)との接続に対応し、今後、Microsoft Azureとsalesforce.comとの接続を提供する予定。

アクセス回線として「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」を用意した場合の料金は、月額5万9000円(税別)からで、別途、初期費用が必要となっている。

同サービスは、日本ユニシスグループのクラウド基盤「U-Cloud IaaS」からも利用でき、ワンストップでハイブリッドクラウド環境を提供する。

「ダイレクトコネクションサービス」の概要