ニフティは12月4日、"離れた場所から家族を優しく見守る"をコンセプトとした、室内環境見守りサービス「おへやプラス」の提供を開始した。

同サービスでは、離れて暮らす家族の部屋の温度や湿度を、専用のスマートフォンアプリから簡単に確認できる。温度や湿度といった"室内環境"のみを計測するため、家族のプライバシーに配慮しながらゆるやかに見守りができる。

室内環境の確認機能のほか、事前に設定した温度、湿度になるとプッシュ通知で知らせる機能、季節性インフルエンザや熱中症の危険を知らせるアラート機能も備えている。

「おへやプラス」の仕組み

専用スマートフォンアプリの画面

同サービスは、同社が提供するVPNサービス「スマートサーブ」の機能と、グラモが提供する赤外線学習リモコン「iRemocon Wi-Fi」を活用して、提供される。

今後は、いざという時に遠隔地から空調を操作できる機能追加のほか、機器の設定に不安のある人を対象とした出張設定サポート、インターネット環境がない家庭でもサービスを利用可能なインターネット接続回線とのセット提供などのサービス強化を予定している。

利用料金は、初期費用が5000円、月額利用料金が980円となっているが、スマートサーブをすでに利用している場合は、初期費用が無料、月額利用料金が680円となる(いずれも税別)。なお、最低利用期間は24カ月間と設定されており、この間に解約した時は違約金が生じる。