日本マイクロソフトは26日、タブレット端末「Surface Pro 3」の最新の取り組みを説明する記者発表会を開催した。そのなかで、ユーザーの半数以上がモバイルプロフェッショナルであること、また、法人での活用事例についても説明が行われた。

Windows本部長・三上智子氏

発表会に登壇したWindows本部長の三上智子氏によると、Surface Pro 3は7月の発売以来、同社が「モバイルプロフェッショナル」と呼ぶ層に高い人気を誇っているという。モバイルプロフェッショナルとは、営業職やフリーランス、個人事業主など、オフィス外で仕事をすることが多い職種のこと。Surface Pro 3ユーザーの50%以上が、このモバイルプロフェッショナルであり、これは他のデバイスと比較しても高い比率なのだという。

Surface Pro 3のユーザーは半数以上がモバイルプロフェッショナル

また、購入を検討しているユーザー層にはクリエイターが多いことを明らかにし、今後はモバイルプロフェッショナルとクリエイターに、よりリーチしていきたいという方針を示した。

10月にAdobeが主催したイベント「Adobe MAX 2014」にも日本マイクロソフトは参加しており、Surface Pro 3を展示。来場者の半数にあたる約400名がブースに立ち寄って操作した結果、8割以上が購入を検討すると回答したという。

今後は実際にどんな場面でSurface Pro 3が役立つのか、具体的な利用シーンをウェブなどを通じて見せていく予定。クリエイター向けに、「Surface On the Go」というキャンペーンも展開する。