iPhone/iPadでできることは数え切れないほどあるが、これだけは必要だという機能を挙げるとしたら、「WEB検索」は上位に食い込むはず。インターネット端末という一面がある以上WEBへのアクセスは重要、なかでもサーチエンジンとの連係は利用頻度からいっても必須だ。WEBブラウザ『Safari』が標準装備され、外部企業のサービスである検索エンジンへの橋渡し役が機能として盛り込まれているのも、その必要性の高さが考慮されているからにほかならない。

iOS 8の「Safari」ではURLバーが検索フィールドを兼ねるため、URLバーにキーワードを入力すれば外部のサーチエンジンにより検索が実行される。SiriやSpotlight経由でWEB検索する方法もあるが、WEBページで見つけた知らない言葉を調べるのは、当然Safariで検索を行うほうが効率的だ。

しかし、知らない言葉というのは読みがわからなかったり、綴りが複雑だったりするもの。それをソフトウェアキーボードで入力するとミスしがちだ。だからといってコピー&ペーストで済ませようとすると、狭くて操作しにくいURLバーの扱いでストレスを感じることになる。

そこで覚えておきたいのが、「辞書」を経由してWEB検索するというワザだ。「Safari」には、WEBページの単語を自動判定する機能があるため、知らない単語/調べたい単語の部分を長押し(プレス)すると、その部分が選択される。さらに処理を選ぶためのメニューが現れるので、そこで「辞書」を選択するのだ。

「辞書」で欲しい情報が手に入ればそれでよし、情報が足らない/辞書に定義がないのであれば、画面下の「Webを検索」をタップしよう。「辞書」を経由するため画面遷移が1度発生するが、失敗しがちなURLバーへのペーストより確実&スピーディーにWEB検索できるはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 知らない単語/調べたい単語を長押し(プレス)して、現れたメニューで「辞書」を選択する

2 その単語が「辞書」で検索されるが、目的はWEB検索なのでなにも情報がなくても構わない。画面右下の「Webを検索」をタップしよう

3 これで、デフォルトのサーチエンジンを利用して、プレスした単語が検索される

(提供:iPad iPhone Wire)