オプティムは19日、タブレット端末向けの定額制サービス「タブレット使い放題 powered by OPTiM」iOS版の提供を開始した。雑誌296冊のフルコンテンツが読み放題になるサービスなどを利用できる。App Storeもしくは、オプティムと提携する販売パートナー経由で購入でき、価格は月額500円。同日より1カ月間は、サービス開始記念として月額200円となっている。なお、Android版は12月上旬の提供を予定している。

「タブレット使い放題 powered by OPTiM」イメージ

「タブレット使い放題 powered by OPTiM」は、「タブレットでやりたいことの全部」をコンセプトとしたタブレット向け定額制サービス。「人気雑誌296冊読み放題サービス」、「端末保証サービス」、「家族カメラアプリ」、「クラウドストレージサービス」、「ネットプリントサービス」の5つのサービスが利用できる。

1つ目の「人気雑誌296冊読み放題サービス」は、経済情報、芸能・エンタメ、ファッション、食、生活情報、旅行、スポーツなど幅広いジャンルの雑誌296冊が全てのページ(フルコンテンツ)読み放題になるサービス。バックナンバーを含め何度でも読め、端末にダウンロードすれば、オフラインでも読むことができる。参画している出版社/雑誌は16社/92誌で、、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)、「週刊プレイボーイ」(集英社)、「OZmagazine」(スターツ出版)、「dancyu」(プレジデント社)、「るるぶ 47都道府県」(JTB パブリッシング)、「フットボリスタ」(ソル・メディア)、「Mac Fan」(マイナビ)など。なお、基本的には新刊ではなくバックナンバーが提供される。

オプティムは、新刊ではなく、バックナンバーを提供することで、紙媒体による「新刊雑誌マーケット」や「従来の電子書籍マーケット」とは異なる「準新刊雑誌マーケット」を創出したとしている。これまで見過ごされてきた準新刊によって、セカンドマネタイズを実現する新しいビジネスモデルだという。

「準新刊雑誌マーケット」を創出したという

また、「タブレット使い放題 powered by OPTiM」にて採用されているシステムでは、雑誌のページ閲覧数や滞在時間、検索キーワードなど、読者情報の収集・分析を可能とする「雑誌ビッグデータ」を作成可能。作成されたデータは出版社が利用できるため、読者と出版社双方にメリットがあるとしている。

2つ目の、「端末保証サービス」は、購入から2年以内のWi-Fiモデルタブレットであれば、端末が故障した際に、事故負担金無しで端末の修理を行えるサービス。自然災害による破損から、物損・水没といったユーザー自身の不注意による破損まで保証される。窓口は、365日(10時から19時)対応している。なお、App Storeより「タブレット使い放題 powered by OPTiM」を購入している場合は、「端末保証サービス」を利用できない。

「端末保証サービス」

3つ目の「家族カメラアプリ」は、「タブレット使い放題 powered by OPTiM」ユーザー向けに提供されるカメラアプリで、撮影した写真を家族間や友人間で共有することが可能。

4つ目の「クラウドストレージサービス」は、「家族カメラアプリ」で撮影した写真をクラウドストレージに保存するサービス。保存容量は1GBとなっている。

5つ目の「ネットプリントサービス」は、「家族カメラアプリ」で撮影した写真を印刷するサービス。月に15枚までなら無料でプリントできる。

「家族カメラ」、「ネットプリントサービス」

「タブレット使い放題 powered by OPTiM」の対応端末は、iPad(全世代)、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad Air、iPad Air 2。また、スマートフォンで利用できるサービスも現在開発しているという。

(記事提供: AndroWire編集部)