カシオ計算機は、スポーツウオッチ「PHYS(フィズ)」シリーズから「STB-1000」を発売した。iPhoneとBluetoothで接続して、多彩なフィットネスアプリと連携できる腕時計だ。今回は、週に1~2回ランニングをするのが習慣だというKさんに、STB-1000-4(オレンジ)を1カ月ほど試用した使い心地をレポートしてもらった。

STB-1000-1(ブラック)

STB-1000-4(オレンジ)

ボタンは全部で5つ。左右側面に2つずつと、文字板下に1つ

ベルトには「PHYS」のマーク

女性に装着してもらった

Kさんは東京都内に勤務するごく一般的な女性で、特に運動が得意というわけでもない。ランニングをしているのは「走っているとスカッとする」というストレス解消目的だそう。厳密にタイムを追求しているわけではないが、なんだかんだタイムが縮んでいるとうれしいのでこれまでもiPhoneでタイムを計測していた、とのこと。

KさんにSTB-1000を持ってもらうと、はた目には「女性の手には、ちょっとごついかな?」と映る。

モニターとして協力してくれたKさん。高校時代はテニス部に所属していた

Kさん「着けてみるとそうでもないですよ。こんなもんじゃないですかね?

私の場合は大体フェミニンな雰囲気の服装なので、さすがに普段使いでは違和感があるかもしれません。でもスポーティな格好にはピッタリですね! アウトドア派なので、走る時以外にも着けていけそう」

KさんはSTB-1000のデザインを気に入ってくれた模様。オレンジの差し色が効いているのもポイントだったようだ。

STB-1000を着けて、出発!

余談だが、ランニング姿を撮影させてもらうべくKさんに来社してもらった際、待ち合わせ場所にはすでに息を切らせているKさんが……。あれ、なんで?

この格好ではタクシーが止まってくれないらしい

Kさん「いつも使っているランピット(ランナー用の施設のこと)から走ってきたんですよ……」

「気合バッチリじゃないですか~!」と筆者が突っ込むと、

Kさん「ちょっと距離があるので、ホントはタクシーで来るはずだったんです。なのに、このランナー姿だとタクシーが止まってくれなくて……。空車なのにどのタクシーもびっくりするくらい止まってくれないんです。『お前、サボるなよ』ってことなんですかね~」

タクシーはランナー姿ではつかまらない。皇居ランをする際にはくれぐれも注意が必要だ。