ゼンリンデータコムの子会社でデジタルサイネージ事業を手掛けるWill Smartは、地図と多言語コールセンター連動型のインバウンド向け多言語コンシェルジュサービス「Smart-Com(スマートコム)」の提供を11月14日から開始すると発表した。

「Smart-Com」多言語地図ナビゲーション

このサービスは、ゼンリンデータコムの地図ナビゲーションシステムと、ブリックスの運営する高品質な多言語コールセンターを合わせた、コンテンツと専用ハードウェア(電話付きタッチパネル式端末)が一体となったもので、同社によると観光業界初だという。

インバウンドをメインサービスとし、観光地や駅に設置することで多言語での観光地や商業施設等への案内が実現でき、観光地の回遊性を向上させられるとしている。

「Smart-Com」利用イメージ

顧客自身で周辺地図上の特定施設を強調表示でき、オリジナルの観光地図が制作が容易になる。

「Smart-Com」導入メリット

また、24時間365日のサービス提供も可能で、操作履歴ログデータも集積可能でき、旅行者の目的地のデータも把握できるという。

これらの機能に加えて、コールセンターのオペレーターが遠隔で設置端末の操作ができる機能を設けており、端末操作が苦手な方も安心して使用できる。対応言語は、日本語・英語・中国語・韓国語を予定している。