汎用ストレージになった「iCloud Drive」

Documents in the Cloudの上位機能としてiOS 8で導入されたのが「iCloud Drive」だ。iCloud Driveは「アップル版Dropbox」と言えるもので、パソコンからは自由にファイルを保存できる一般的なオンラインストレージサービスとして利用できる。なお、アップロードできるファイルの種類に制限はないが、ファイルサイズは1つあたり15GB未満となっており、全体の容量はメールや写真、バックアップなどと共有することになる。

iCloud Driveを利用するためには、サービスのアップグレードが必要だ。実はMacのシステムが10.9「Mavericks」以前の場合、iCloud Driveにアップグレードしてしまうと、Documents in the Cloudも利用できなくなってしまう(下画像の設定画面は表示されなくなる)。OSを最新の「Yosemite」にアップグレードすれば問題ないが、アプリの関係でアップグレードできない場合などは注意しておきたい。

iCloud Driveへのアップグレードは「設定」→「iCloud」から「iCloud Drive」を選び、「iCloud Driveにアップグレード」をタップする。一度アップグレードすると元に戻せない