インターネットの利用もOKだが、不特定多数が接続するWi-Fi利用には注意が必要

iOS 7以上の端末では、ワイヤレス・メディアドライブにWi-Fiで接続しながら、携帯電話キャリアのネットワーク(3G、4G、LTEなど)を経由してインターネットアクセスが可能だ。データ通信量と通信費が心配な場合は、Wi-Fi経由のインターネット接続を設定しておくとよい。設定したWi-Fiが有効なときは、LTE回線などのデータ通信よりもWi-Fiが優先されるので、データ通信量を抑えることが可能だ。

また、Android端末用には、アプリ経由でWi-Fiを利用してインターネット接続する機能が用意されている。この機能を有効にすれば、ワイヤレス・メディアドライブを利用しながら、Wi-Fi経由でインターネットにも接続できる。

Wi-Fiに接続するときのパスワードもかけられる(写真左)。設定画面で普段利用しているWi-Fiネットワークを選択すれば、ワイヤレス・メディアドライブ利用中にWi-Fi経由でインターネットに接続できる(写真右)。iOS 7以降の端末ならこの設定をしなくても、携帯電話キャリアのネットワーク経由でインターネットアクセスが可能(本文参照)

ただし、公衆無線LANや会社のWi-Fiなど、不特定多数の人が利用するWi-Fiには注意が必要だ。同じWi-Fiネットワークに接続している端末にアプリをインストールすれば、ワイヤレス・メディアドライブのWi-Fiパスワードを知らない人でも、ワイヤレス・メディアドライブにアクセスできる。ワイヤレス・メディアドライブを利用するときは、不特定多数の人が接続するWi-Fiへの接続は避けたほうがよいだろう。