Googleは6日、Android向け日本語入力アプリ「Google日本語入力」の最新バージョンを公開した。Googleの新しいユーザーインターフェースデザイン「マテリアルデザイン」を導入したほか、QWERTY配列でのフリック入力など機能が強化された。Google Playよりダウンロードでき、利用は無料。対応OSはAndroid 4.0以降。

最新版では、「マテリアルデザイン」の導入に合わせ、キーボードのデザインテーマは「ライト」と「ダーク」から選択可能になった。

「Google日本語入力」最新バージョン

また、従来型携帯電話のようなキーボード配列(ケータイ配列)から数字キーボードが除かれ、数字キーボードが記号入力画面に追加された。さらに、ケータイ配列でアルファベットを入力する際、フリック操作で数字の入力ができるほか、ケータイ配列でのひらがな入力時には、フリック操作で開き括弧、閉じ括弧、波ダッシュ、三点リーダーの入力できるようになった。

数字キーボードは記号入力画面から選択できるようになった

フリック入力が強化されている

QWERTY配列では、入力時に、最上段を上方向にフリック操作することで数字、アルファベットを下方向にフリック操作することで大文字入力が可能となった。

そのほか、顔文字の種類の拡充や、音声入力が起動するアイコンの追加、エンターキーを長押しすることで絵文字入力画面が開く新機能も追加した。

顔文字の拡充

音声入力へのショートカットの追加

絵文字入力画面へのショートカットの追加

また「Android 5.0(Lollipop)」向けに、ハードウェアキーボード使用時に専用の候補ウィンドウの表示、その他の文字入力方法への切り替えキーが追加された。

「Android 5.0」向けには、ハードウェアキーボード使用時の候補ウィンドウの表示、文字入力方法の切り替えキーが追加された

(記事提供: AndroWire編集部)