続いて、LINE 上級執行役員 CSMOの舛田淳氏が登壇してエンターテインメントプラットフォーム領域で展開するサービスを紹介した。

LINE GAME

LINE GAMEには、2014年秋以降に4つのタイトルを拡充予定。そして、LINEとGREEの共同出資による新会社「Epic Voyage」、LINEとサイバーエージェントの共同出資による新会社(社名は協議中)を設立させる。舛田氏は「グローバル市場にチャレンジするジョイントベンチャーにしていく。日本発の良質なゲームコンテンツを、世界中のユーザーに提供していきたい」と言葉に力を込めた。具体的な展開内容については語られなかった。

LINE 上級執行役員 CSMOの舛田淳氏は、エンターテインメントプラットフォーム領域に関する新サービスについて説明。GREE、サイバーエージェントとの共同出資による新会社を設立する

LINE マンガ

LINEでは講談社、小学館、メディアドゥの3社と資本業務提携を行い、4社による合弁事業会社LINE Book Distributionを設立する。これにより、良質なマンガを国内だけでなく海外に向けても展開していきたい考えだ。サービスの開始は年内の予定。まずは英語版、中国語版の配信を開始するという。

LINEでは講談社、小学館、メディアドゥの3社と資本業務提携を行い、4社による合弁事業会社LINE Book Distributionを設立。今後は、良質なコンテンツを海外に向けても配信していく

LINE MUSIC

エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、LINEの3社で共同出資した新会社「LINE MUSIC」(仮称)を立ち上げる。新たなサブスクリプション型の音楽ストリーミングサービスを目指していくという。代表者には、LINE 上級執行役員 CSMOの舛田淳氏が就任する予定。会場にはエイベックス・グループ・ホールディングスCSOの千葉龍平氏、ソニー・ミュージックエンタテインメント COOの村松俊亮氏が登壇。舛田氏は「コミュニケーションと音楽を融合させる。新たなビジネスモデルを構築していきたい」と熱く語った。サービスの詳細については、後日あらためて発表する予定だという。

エイベックス、ソニーミュージック、LINEの3社で「LINE MUSIC」(仮称)を設立。新たなサブスクリプション型の音楽ストリーミングサービスを展開していく