日本マイクロソフトは10日、10月15日に公開する月例セキュリティアップデートの事前情報を公開した。深刻度が「緊急」3件、「警告」1件、「重要」5件の計9件のセキュリティ情報が公開されている。15日に「10月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。

深刻度評価が最大の「緊急」3件は、いずれもリモートでコードが実行される脆弱性に対処するもの。Windows OS、Internet Explorer、.NET Frameworkなどに影響する。「重要」の5件は、Windows OSやOffice 2007 / 2010 / for Mac、開発者用ツールASP.NET MVCなどに影響し、リモートでのコード実行や特権の昇格、セキュリティ機能のバイパスが起こりうる脆弱性に対処する。

深刻度評価が3番目の「警告」は、Windows OSやMicrosoft Office 2007に影響し、特権昇格の恐れに対処する。

2014年10月のセキュリティ情報 事前通知の概要