デロイト トーマツ コンサルティングとSAPジャパンは、利益創出に直接貢献する戦略的プライシングマネジメント(Pricing & Profitability Management:PPM)のための支援サービスの提供を本格的に開始すると発表した。

ソリューションには、「Vendavo」を採用し、デロイトのPPMにおける経営管理手法の知見と実績にSAPのビッグデータ分析ソリューションの技術を組み合わせ、日本市場に展開していく。

両社が取り組むこのサービスでは、SAPジャパンが「SAP Price and Margin Management by Vendavo」の日本での販売・サポートを行う。SAPのインメモリープラットフォームのSAP HANAを採用することにより、短時間で大量の取引データの分析を行い、スカッター分析、ウォータフォール分析など様々な手法でプライシングの改善を可能にする。

スカッター分析

一方、デロイト トーマツ コンサルティングは世界で250社以上の実績を持つデロイトのPPMフレームワークを日本に導入し、グローバルのPPMの専門家と知見を集めたCoE(Center of Excellence)チームと協業しながら、「Vendavo」の導入のみならず、価格戦略立案や価格決定のための基準やルール作り、価格統制のための組織改革、業務プロセス改革の支援する。