インターネットは22日、作曲支援機能を備えた音楽統合ソフト「Singer Song Writer Lite 9」シリーズを発表した。6種類のラインナップを用意し10月23日より発売する。税別価格は9,500円より。

Singer Song Writer Lite 9シリーズ

音楽作成 / 楽譜作成 / 楽器練習向けの音楽統合ソフトの最新版で、視認性や操作性が向上した。パッケージ版が15,000円、アカデミック版が9,500円、オーディオテクニカ製マイク「AT-VD3」同梱版が16,500円、KORG製USB MIDIキーボード「nanoKEY2」同梱版が17,500円、VOCALOIDユーザー優待版が9,500円、ダウンロード版が9,800円で展開される(いずれも税別)。

ソングエディタではトラックカラーのカスタマイズが可能。ミキサーウィンドウやVSTiエディットウインドウは常に前面表示させることができ、操作性が向上している。「VOCALOID」との連携も可能。

アレンジ機能では、テンポ情報のあるACIDファイル以外のAUDIOファイルの入力時に、テンポストレッチが可能。テンポの自動検出も行える。また、ジャンルを選ぶとその構成にあうパターンの伴奏を自動で作成できる。

操作画面

ボーカルエディタでは、処理スピードの高速化や音質の向上、ノイズの軽減などを処理可能。ピッチやタイミングの補正も行える。256音色 / 9ドラムセットを内蔵したマルチティンバー形式のシンセサイザー「VSTi Roland Hyper Canvas」を搭載するほか、曲作りをスムーズにするテンプレートも収録する。

基本仕様は、MIDI部が32トラック(2ポート)、タイムベースが480、オーディオ部が8トラック(1ポート)、オーディオフォーマットが最大24bit/96KHz。搭載エディタは、ソングエディタ / スコアエディタ / ピアノロールエディタ / ボーカルエディタ / ウェーブエディタ / ミキサー / プレイパネル / 譜面作成エディタ / キーボード / ギターフレット / スケールウィンドウなど。対応MIDI音源は、VSTi / GM / GM2 / GS / XG。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。