9月中に発売されると噂の新型iPhone(以下iPhone 6)。日本での販売が開始されたら、これまで通り争奪戦が予想される。そんなiPhone 6について「iPhone」ユーザーはどう思っているのだろうか。iPhoneユーザーのマイナビニュース会員471人を対象に新型iPhoneが欲しいか聞いてみた。
なお、新型iPhoneについては呼称等も含め全て未発表である。本稿では新型iPhoneを「iPhone 6」として記載している。
綺麗に真っ二つ
すでにiPhoneを使っているユーザーに聞くわけだから、iPhoneが気に入っているに違いない。そしてもちろん、iPhone 6も狙っているに違いない。iPhoneユーザーに「iPhone 6が欲しいと思うか」聞いてみた。
結果は、見事に真っ二つ。「いいえ(欲しくない)」と回答した人が、471人中243人、51.6%で僅差だが多かった。iPhoneユーザーであれば最新のiPhoneを欲しいと考えるユーザーが多いと思っていた筆者にとって少し意外な結果だった。
最新じゃなくてもiPhoneはiPhoneでしょ
「いいえ(欲しくない)」と回答した人にその理由を聞くと、圧倒的に多かったのが「まだ手持ちのiPhoneが使えるから」(243人中180人、74.1%)という回答だった。
なるほど。冷静に考えてみると筆者も「iPhone 5s」を使用しているのだが、iPhone 6を買う予定はない。なぜなら「iPhone 5sに満足しているから」。最新モデルでなくても、「iPhoneはiPhone」と考えている人も多いのだろう。
次に多いのが「値段が高そう」(81人33.3%)。確かに「iPhone 5s」も約7万円から約9万円(本稿執筆時点、NTTドコモでの端末一括価格)であることを考えると、iPhone 6も同様の値段設定がされることが予想される。ましてや現在使っているiPhoneの残債が残っているユーザーもいるだろうから、「iPhone出た! 明日買おっと!」ということにはなりにくいのかもしれない。
「その他」では、「興味が無い」というiPhoneユーザーらしからぬ意見や、「サイズが大きくなりそうなので、使いにくそうだから」という意見もあった。確かに、「4.7インチと5.5インチのモデルが出る」なんていう報道もある。使用感や手に持った感じが、これまでと変わることに抵抗がある人がいてもおかしくないだろう。
そして、「なにも情報がないので、判断できない」という至極真っ当な意見もあった。