日商エレクトロニクス(以下、日商エレ)は9月4日、SOLIDFIREと販売代理店契約を締結し、8月よりオールフラッシュストレージシステム「SF3010」、「SF6010」、「SF9010」の販売を開始したと発表した。

同製品の特徴はQoS保証があり、テナントの要望に合わせてQoSを設定するため、ディスクの容量、CPUやメモリー/キャッシュに過剰投資する必要がなくなり、サービスレベルにあった価格設定が可能。また、スケールアウト/ダウンが容易なため、需要の変化に迅速に対応でき、システム内は独立したフラッシュデバイスやコントローラが搭載され、リニアに容量やIOPSの向上が図れるため、スモールスタートからサービス拡張ができる。

SFシリーズは、テナントの要望に合わせたQoS保証が可能で、Volume、アプリケーション、テナントごとにパフォーマンスと容量をそれぞれ管理できるため、カタログスペックでの容易なサイジングができる。

SFシリーズ

スモールスタートが可能で、ニーズ合わせてリニアに容量とパフォーマンスをスケールアウトできる(48TBから3.4PB/最大750万IOPSを一つの筐体で対応)。スケールダウンも容易に行える。

また、OpenStack/CouldStackとの連携など、APIを通して多くのアプリケーションのシステム管理が可能で、圧縮、データの重複排除、シンプロビジョニングのストレージ効率化などの技術により、GBあたりの価格が低減される。

そのほか、サービス稼働に影響を与えることなく、ファームウエアのアップグレードが可能となっている。

同社は初年度販売目標として、5億円を掲げている。