PHA-3AC

ソニーは3日(独時間)、ドイツのベルリンにて開催される「IFA 2014」のプレスカンファレンスにおいて、ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3AC」を発表した。英国では10月に発売される。

PHA-3ACは、最大384KHz/32bitのPCMと2.8MHz/5.6MHzのDSDに対応したポータブルヘッドホンアンプ。バランス出力端子を備え、同社のヘッドホン「MDR-Z7」などバランス駆動対応のヘッドホンと組み合わせることでより高い音質を実現できる。

入力インタフェースはComputer、WALKMAN、Xperia用端子、iPhone/iPad/iPod用の端子、光デジタル端子、ステレオミニ端子。出力インタフェースはステレオミニ端子、3極バランス端子。対応しているヘッドホンのインピーダンスは8~600Ωで、周波数特性は10Hz~100kHz(Audio IN入力時)。ヘッドホンの最大出力は、バランス接続時が320mW×2で、通常接続時が100mW×2となっている(いずれも32Ω負荷を想定)。

本体サイズはW80×D140.5×H29mm、重量は231g。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6.8以上。ウォークマン用ケーブル、Xperia用ケーブル、microUSBケーブル、オーディオケーブル、USB ACアダプタ、シリコンベルトが付属する。