2014年5月NTTドコモより発売された「Xperia Z2 SO-03F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製・以下Z2)。5.2インチの大型液晶搭載のAndroidスマートフォンで、4K録画にも対応していることが特長だ。Z2ユーザーは、Z2のどんなところを評価しているのだろうか。Z2ユーザーのマイナビニュース会員166人にアンケートを実施した。
女性にはちょっと大きすぎるかも……。
Z2の悪かった点を聞いてみた。
最も多かったのは、「バッテリの持ちが悪い」という回答。以下、Z2とZ1のバッテリ容量と、連続使用時間の比較表。
機種名 | Z2 | Z1 |
---|---|---|
バッテリ容量 | 3,200mAh | 3,000mAh |
連続待受時間(3G) | 650時間 | 740時間 |
連続待受時間(GSM) | 570時間 | 600時間 |
連続待受時間(LTE) | 570時間 | 610時間 |
連続通話時間(3G) | 930分 | 720分 |
連続通話時間(GSM) | 810分 | 760分 |
バッテリ容量こそZ2の方が多いのだが、連続待受時間ではZ1とかなり差があることがわかった。連続通話時間はZ2の方が長いのだが、そこまで電話をする人も少ないと思うので、連続待ち受け時間がバッテリ持ちを実感する指標になるだろう。そう考えると、バッテリの持ちが悪いと考える人が多いのも仕方ないような気がする。
続いて多かったのは、「持ちにくい」(42人、25.3%)という回答。Z1よりも薄く軽くなったとはいえ、高さ約147mm×幅約73mm×厚さ約8.2mm/約163gというのは、手の小さいユーザーや、女性には大きいのかもしれない。
「その他」(14人、8.4%)と回答した人の意見としては、「なれるまで時間がかかる」、「ワンセグのアンテナが内蔵でない」、「メモ機能が使いにくい」といった、使用感に関するものが多かった。ただ、使い込んで慣れていけばそこまで気にならないのではないだろうか。
そして「機能が悪い」と回答した人が0だったのも驚いた。機能面では、特に不満はないということ。つまり、バッテリの持ちが向上してもう少しだけ持ちやすくさえなれば、究極のスマートフォンになれるかもしれないということだ。9月に発表されると噂の新型Xperiaへの期待が高まる。
調査時期:2014年7月16日~2014年8月25日
調査対象:Xperia Z2ユーザーのマイナビニュース会員
調査数:166件
調査方法:インターネットログイン式アンケート
(記事提供: AndroWire編集部)