日立ソリューションズ西日本は9月1日、日立グループの製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」の新たなラインナップとして「FutureStage SaaS型 百貨店向け基幹システム」の販売を開始すると発表した。

「FutureStage SaaS型 百貨店向け基幹システム」のシステム概要図

本ソリューションは同社が長年蓄積した百貨店の業務ノウハウ、導入実績をベースに開発を行ったもので、百貨店業界特有の消化仕入や外商等の特殊業務に対応。売上情報や検品・棚卸情報などの業務情報(トランザクションデータ)を独自に開発した処理方式にて高速に処理し、目的とするデータベースを素早く更新することで、高鮮度、タイムリーな情報を日々の業務に活用できる。

百貨店特有の仕入形態から単品管理、グループ管理といった商品管理が可能で、マスタ登録の簡素化、自動マークダウン機能、販売可能在庫の管理、自動発注といった売り場の作業負荷軽減可能な機能を持ち、オプション機能として友の会やギフトシステム等の百貨店独自の業務システムの提供も可能。

さらに、顧客分析ツール/BIツールをバンドルしており、蓄積したデータを基に顧客抽出からRFM分析、デシル分析等の高度な顧客分析やBIツールを使った実績紹介を提供。顧客が紹介画面を作成することが可能。

また、財務会計シテムやEDIシステムとの連携機能を持っているため既存システムの活用ができ、POSシステムとも連携可能で、売上・仕入データを独自に開発した処理方式により、即時の売上・在庫在高の把握が可能。

価格は個別見積もりとなっている。