「MD04ABA-V」シリーズ

東芝は6日、監視カメラ向けの3.5インチSATA HDD「MD04ABA-V」シリーズを発表した。4TBと5TBのモデルを用意。8月末からサンプル出荷を開始する。

監視カメラ用途として24時間稼働を想定した低消費電力の3.5インチSATA HDD。32ストリームの高精細カメラデータ(2.2MiB/s)に対応し、監視用デジタルビデオ録画機(SDVR)、監視用ネットワークビデオ録画機(SVNR)、ストレージエリアネットワーク(IP-SAN)といったビデオ録画用途に適している。

回転数を抑えることで従来モデルよりも消費電力を抑え、24時間連続稼働が求められるシステムへの組み込みに向く。振動補正機能も搭載し、複数台のHDDで構成するシステムでも安心して導入できるとしている。

インタフェースはSATA3.0(6Gbps)に対応し、MTTFは1,000,000時間。稼働温度範囲は最高70度(トップカバー温度)。消費電力は6.5W(アイドル時:4W)。本体サイズはW101.6×D147×H26.1mm、重量は720g。